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3匹のリーダーになろう!など、ドッグトレーナー、シーザーミラン氏の訓練&リハビリ実例をご紹介

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3匹のリーダーになろう!

やんちゃな3匹のリーダーになるには?

カリフォルニア州エルモンテ在住のジェフとケリー夫妻には
3匹のかわいいわんちゃんがいます。

ケイリーというメスのマルチーズ(メス7歳)、
ヨークシャーテリアのセブン(オス2歳半)
同じヨークシャーのベラ(メス11ヶ月) です。

さて、この3匹、かわいいのですが、
ちょっと困った問題を夫妻は抱えています。

それは--------------
〇ケイリーは神経質でクルクルよく回り、体をかきむしります。

〇セブンは攻撃的で、ケンカを仕掛けます。
 さらに、奥さんに抱っこされていると旦那さんは
 近寄れなくなるほど唸ったり攻撃したりするのです。

〇ベラはセブンとケンカしてばかり。
以前セブンが口輪をしていたにも かかわらず、
ベラの舌を少し噛み千切ってしまったというのです。

この乱暴者のセブンを手放すことも考えた夫妻は、
最後の頼み、ということでシーザーに指導してもらうことに。

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さて、シーザーはこの3匹の様子をどう捉えているでしょう。

「人間の女性が犬のオスに独占されてしまうと、
彼氏が二人いるのと同じ状況になります」


奥さんは、セブンに従属していて主導権を握られているようです。

夫妻は以前、友人にシーザーの真似をしてもらい、
犬をおとなしくさせてもらった経験があるといいます。
そのとき友人は見事に3匹を上手くリードできましたが、
夫妻が同じ事をしても効果がなかったとか。

「散歩もしてない人に犬は何故従うのでしょう?」
それは
「犬は人間の本気度を見ているから」
だそうです。

ちなみにケイリーが神経質でクルクル回る理由ですが、
獣医師に診てもらったときはエサやアレルギーの問題では
なかったといいます。
では、何故このような行動にでるのでしょう。

「犬はエネルギーを発散しないと不安になり、何らかの行動に出ます」

「必要なのは運動です」

夫妻は3匹に家の中や庭で自由にさせているので、
散歩も運動も必要ないと思っていたのだそうです。

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シーザーは犬と飼い主の様子を観察することに。

セブンは奥さんに抱えられてソファに座っていましたが、じっと黙って
「警告」していました。
首を傾けているのは警告の合図です。

シーザーは、まず奥さんのいるソファの前で、ケイリーを抱えて座ります。
                ↓
唸っているセブンを小脇に抱えている奥さんに、
膝に乗せてセブン自身でとどまらせるよう促します。  
                ↓
そして唸っていたり、警告を発したりしたら、すぐさま手を使って
横にずらし、膝から下ろさせます。このとき黙ってやりましょう。
                ↓
セブンが唸らず穏やかになり、シーザーに意識を向けている間、
ケイリーとベラの2匹を奥さんの膝、つまりセブンの隣に乗せます。
                ↓
争いも、暴れる様子もなく、3匹はおとなしく座ることが出来ました。

これはどうしてでしょう?

シーザーは、この家に最初に来たとき、セブンにじっくりと彼のニオイを
嗅がせたからだといいます。シーザーは犬を見ないですっと立って、
夫妻と会話をしていました。
このとき、セブンにはニオイをかがせて自己紹介をし、尊重の意を示して
安心感を与えたのだそうです。
その後ソファの前に座ったとき、「さっきのボクだよ」とニオイに反応して
セブンは喜んで受け入れたといいます。

3匹が仲良く並んで座っている姿を夫妻ははじめてみたそうです。

問題は、婦人自身にありました。犬たちが互いに近づくと、ケンカしないか
騒がないか、内心ビクビクしていたと話しました。

さて、どうすれば彼女一人でも、
穏やかに3匹をまとめることが出来るでしょうか?

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では練習です。

奥さんの膝にセブンが乗っている状態で、
夫ジェフが2匹を抱えて向かいあって座ります。

すでにセブンは唸り声をあげていました。
奥さんはすかさず手でセブンをどかしますが、効果はありません。

なので、2匹をセブンに正面から向かい合わせるのではなく、
お尻をかがせましょう。

ベラの向きを変えると、セブンがやはり唸ったので、
奥さんが手で膝からセブンをどかします。
そしてベラをジェフから手渡してもらい、奥さんが抱きかかえます。

このとき、リラックスして受け入れる姿勢を示しましょう。

犬を正面から近づけると、ケンカになります。
お尻からならばケンカにならないそうです。

ここで注目!「奥さんの緊張を解き、穏やかにすることが大事です」
自身が落ち着いたら、次はエネルギーを示します。
すると、セブンも落ち着きました。表情がまるで違うことに驚くでしょう。

一番の問題は、飼い主が犬を傷つけるのを心配していることでした。

唸っていたらセブンを脇へ手を使ってどかし、
落ち着いてから他の2匹を受けとりましょう。
でないと、襲われる可能性があるのです。

また、犬が暴れたらすぐに体にタッチして、
自分がリーダーだと示す必要があります。

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練習中、セブンとベラがケンカをはじめました。
ですが、シーザーはあわてることなく、2匹の首の後ろを抱えて制します。
(首の後ろ・・・丁度母犬が子犬をくわえる場所です)
群れはまだ緊張気味です。

大切なのは、ケンカ後の対処方です
たいていの飼い主は感情的になります。
でも、何より大切なのは「犬を助ける」こと。
何がダメなのか穏やかに犬に伝えます。

犬たちはまた騒ぎ出すかもしれません。
すでにケンカが始まったとき、けたたましい吼え声に、
奥さんは頭を抱えてソファに座ったままでした。
恐怖心を抱いていたり、興奮したりすると思いますが、
その都度「穏やかに」叱らねばなりません。

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最後に取り組むのは「来客時に生じる混乱状態」です。

ドアをノックしたり、チャイムが鳴ったりしたとき、
犬たちは果敢に吼えて大騒ぎします。

ただ、こういうとき大声を上げて叱るのは逆効果です。
ちなみに体調の悪いときなどに犬を静めたい場合は
おやつで気を引くという手もあります


練習中、ドアのノックやチャイムがなるたびに犬たちは
反応しますが、おやつの方に引き寄せられ、おとなしくなりました。

さて、本番です。
玄関の扉の前に陣取る3匹を、
「黙って」脚や手をつかってブロックし、ドアに近づくなと教えます。

犬が落ち着くまでドアは開けてはいけません。

奥さんはいつも3匹がケンカしたり吼えたりすると
あせってばかりいたそうです。
「でも犬とはじっくり向き合うべきなんですね」
彼女は今回のことで、少し前向きに対処しようという気になったようです。

シーザーは最後にこう締めくくります。
「まずは基礎をしっかり固めましょう。
そうすればおのずといい結果になります
基礎とは、穏やかさと毅然たる態度を身につけること。
出来ることとすべきことに力を注ぎましょう」


  

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